医療費控除とは?
自費治療を費用で迷われている方へ
失ってしまった歯の機能を回復するためのインプラント治療やセラミック治療は保険適用外の治療になるため、高額な費用がかかるのは事実です。そのため、二の足を踏んでしまう方も多いかと思います。しかし、これらの治療は「医療費控除」の対象となります。確定申告時に一定の医療費を控除することで所得税を軽減する制度です。
歯科医院ではインプラント、自費補綴(セラミック)、矯正治療などが医療費控除の対象となります。
詳しくは国税庁のホームページをご覧ください。
対象となる歯科治療について
対象になるもの
- 治療にかかった費用(虫歯や歯周病、検査料、診断料など)
- インプラント治療
- 医療目的の矯正治療
- 詰め物や被せ物(セラミック治療など)
- 入れ歯(義歯)
- 親知らずの抜歯
- 治療のための通院費 など
対象にならないもの
- 歯を白くする美容目的のみのホワイトニング、審美治療
- 美容目的の矯正治療
- デンタルローンに係る金利および手数料 など
よくあるご質問
治療費をデンタルローンで支払う場合でも控除の対象になりますか?
医療費控除の対象になります。
治療中に年が変わるときは、それぞれの年に支払った医療費の額が、各年分の医療費控除の対象となります。
ただし、ローンに係る金利および手数料相当分は医療費控除の対象になりません。
いつ申告すればいいの?
治療をされるその年の1月1日~12月31日までに支払った医療費合計額(10万以上)がその年の医療費控除の対象となります。
確定申告書の医療費控除欄に該当する控除額を記入して提出をします。確定申告の相談及び申告書の受付は、毎年2月16日から3月15日までです。
状況によって差が出るようですが、申告後約1〜2ヶ月後に還付金が支払われます。
医療費控除の対象となる金額の算出方法や詳しい申告方法などは国税庁のホームページよりご確認ください。